・魔女の200年の炎

 脱走兵とコーヒー

??? 「着いた〜 着いたよぉ〜」そう言って謎の少女は船に降り始めるミムム 「ん? あれは、まさか・・・」??? 「ふぉう!ミムムじゃん! おひさーぁ。」ミムム 「誰だっけ?」??? 「酷いなぁ、シウウだよぉ。忘れたの?」「うん」とすぐに答えられ…

 春の出会いと思い出

青い空 白い雲 そしてこれから赤、黄、橙などの季節が巡ろうとしてくるでもまだ 暑い日々は続く、そんな気がしたここ日本は四つの四季がある桜の花が咲き誇り 新しい命の芽生え 街全体を桃色に染めていく 春梅雨から太陽が燦燦と照りつける 蝉が一週間という…

 宴の始まり 後編

ネララ 「遅いですね、もうこんな時間ですか。」ようやく、宴会も終り村人達もそれぞれの家へ帰宅していった その中ネララはトネネの帰りを待っていた 何も言わずに私を置いてどこかえへ行ってしまうなんて 少し寂しい とネララは心の中でそうつぶやいたポタ…

宴(うたげ)のはじまり 中編

らなな 「着きました。」トネネ 「・・・綺麗」あまりの美しさにわたしは思わず声がでた こんな綺麗な彼岸花・・・見た事がないでも・・・冥界なんだよな〜??? 「おや?」向こうからこちらに誰かが近寄ってくるらなな 「あ! ずささ様。」大きな鎌を持っ…

第3章 第3話 宴(うたげ)のはじまり 前編

空飛ぶ船の中 あれ以来ネララとトネネは帰ってこない何の目的で何のために出て行ったのかはセララ以外知らない。あの日から1週間が過ぎようとしていたリココ 「ネララ・・・どうして・・・。」船の外の縁側に立ちムキュと一緒に夕焼けをながめていた手紙が…

 第3章 第2話 夢の国の夕暮れ

ネララ 「ねぇ、あんたの名前は?」空はもうオレンジ色の夕焼け 東の空は星が浮いている??? 「わたしの?」ネララ 「うん。 うちの事はさっき言ったし、あんたのも教えてよ!」彼女は少し悩んでいたが数分後ようやく口が開いた。 名のるのか! 少し、いや…

 第3章 第1話 夢(む)の国へ

___ここは夢(む)の国。 たくさんの夢(ゆめ)が集い紅葉が集う場所。季節を問わずに紅葉が楽しめる。??? 「あら? もう夕方ね、あの子はどこに行ったのかしら?。」大きなイチョウの木下であるケロン人がつぶやく。 風とともに数枚の葉が空へと舞い上…

 第2章 第3話 星々の輝く夜

ネララ 「皆には黙ってきてしまいましたが、これでいいのでしょうか・・・。」トネネ 「お師匠様がそう決めたんでしょうが、まったく言葉には責任を持てとあれほどセララが言っていましたのに。」トネネの隙のない突っ込みに返す言葉さえ見つからない。 その…

 第2章 第2話  夕暮れと共に

※今回も百合表現有。(?)ガラっセララは思いっきり操縦室のドアを横にひいた。ミムム 「!?っ」リュナナ 「ん? セララ?」首をかしげるリュナナは操縦室のミムムが座る場所にチョコンと座っていて ミムムはぼーっと立っていた。 おそらくミムムにもこの…

第2章   第1話   迷惑なお客人

※今回少々(?)百合表現有りです。 百合?なにそれ?ってかたもお戻りお願いします。 苦手な方は回れ右じゃなくて、戻るボタンを押してくださいませ。 おまけに長すぎr((ry アナウンス 「皆様、大変長らくお待たせいたしました。この列車はただいま地…

第1章   第3話   宇宙旅人たちの朝

___地球行きの電車の中・・・・??? 「ねぇ、 貴女は、この魔女のことどう思う?」??? 「zzzz・・・・」??? 「ちょっとぉ!・・・起きなさいよっ!」??? 「・・・ふぁっ!? あ、すみませんお嬢様、失礼しました。」??? 「まったく・・…

第1章   第2話   そしていつもの朝

チュン チュン・・・ 雀がさえずるいつもの朝・・・ここは空や海をも渡る大きな船の中。 そう、この船は大空のに浮かんでいる大きな船である。??? 「うーん・・・まだ眠いなぁ・・・。」まぶたをこすりながら起きてきたのはこの船のメンバーの一人ミムム…

第1章 1話 むかむかしの魔女の話

†プロローグ†むかしむかし あるところに ひとつの国に 王子と王女がいました2人はなかのよい兄妹でした やることもいつも一緒 ごはんも遊ぶのも寝ることも いつも一緒でしたしかし 国はふたりの後継ぎが問題になりました 兄の王子がいいか 妹の王女がいいか…